Day3

レースレポート

池本真也

レース名:オランダナショナルレース REUSEL
種目:シクロクロス 60分
開催日時:2015/12/27
場所:オランダ REUSEL
天候:晴れ 気温13℃
チーム名:Frieten (フリッツェン)
結果:30位

サプライヤー
フレーム&ホーク:OnebyESU アルミニウム テストバイク 510mm Mサイズ
ブレーキ:DIXNA カウンターカンティブレーキ
ハンドル:OnebyESU ジェイカーボンネクスト 400mm
ステム:OnebyESU 77ステム 100mm
シートピラー:OnebyESU カーボンムンク シートポスト 27.2mm
ホイール:NOVATEC SPRINT (チューブラー)
ジャージ:BIORACER カスタム プロフェッショナル シクロクロス エアロスーツ 
サプリメント:シトリックアミノ(メダリスト・ジャパン)
アルティメイトエボリューション レース前 2袋 レース後1袋
ヘルメット:LAS GALAXY マッドブラック

木曜日から2週間オランダに来ています。今回参加したオランダのナショナルレースは、UCIレースでは無くとも、世界トップレースでも活躍する選手も参加していて非常にレベルが高いです。ステイ先でパスタを食べて2時間前に会場に到着。今回のレースでサポートしてくれるハリーさん、松井さんと会場で待ち合わせして再開を喜びました。車に戻ってみると左のタイヤがパンクしている事を知らされてビックリ。こりゃ、レース後も大変だ・・・と海外レースの大変さを思い知る。コースはゴール地点に舗装路が当たり前にあり、オランダ特有の森のシングルトラックがメインで、バンク状になったコーナーや、砂が浮いたコーナーや、緩やかな縦の動きが強調されて凸凹区間などで出来たドライコンディションのテクニカルなコースでした。

40人弱の選手がスタート。オランダ、ベルギーのスタート時刻は15時が当たり前だ。何故だか審判に最前列に呼ばれてスタート。スタートはWトラック状の地道を、強烈な速さで進んでいく。周りのスピードが圧倒的に速すぎて、自分の持っている力を見失わないように走る。徐々に遅れて行くが、2周回後に5人の集団になる。舗装路や、直線の地道が異常に速くてレッドゾーンぎりぎりだ。なんとか堪えて森のテクニカルなコーナーで前を詰めて集団に復帰する。中盤以降は集団のスピードが落ち着いてきてラスト5周の周回板を見て同一周回で走れる事が見えてきた。残り2周の森の凸凹区間でアタックするけれど決まらない。その後に控えた直線区間でアタックし返されたが諦めずに踏んでコーナーで詰めて2人でラスト1周に入る。最終周回に地道の直線で離され、さらに後ろのパックから上がってきた選手にも抜かれて30位でゴール。

自分が走りたい!と強く思っていたオランダで再び走る事ができ、集中して走れました。現地のハリーさん、松井さん、ヒュープ夫妻の応援&サポートのお蔭で今回のレースが走れました。またレース後には着替えている間にパンクした車のタイヤをハリーさんとヒュープさんが交換してくれました。異国の地で、これだけサポートしてくれる方々がいる事は非常に心強いです。集団でアタックを掛け合いながらレース出来た事で力を使い果たし、レース後は苦しくて、ハンドルに顔を埋めていたら、観戦に来ていたヒュープさんに身体を起せ!自分が選んだ道だぞ!笑え!いい走りだったぞ!と言ってくれたのが嬉しかったです。どうしても日本のレースでは、ここまで追い込まれて、追い込んで走る事は出来ません。またスピード域の高いレースでのテクニックと、日本の耐久レースのような淡々としたレース展開でのテクニックは全く違います。自分の力もテクニックもヨーロッパに来続けていた時よりも落ちている事が嫌と言う程わかります。たった2週間の遠征では短すぎる。本来ならば、自分にあったレベルのレースを選び、もっともっと長く滞在して、基本の走力とレースでのテクニックをつけて行く事が大切です。明日はスーパープレステージDIEGEMです。なによりも体調を崩さないように、手洗い、うがい、休養と一つ一つの事を丁寧に行い、気をつけます。

今後のレース予定
12/24 〜 01/07 オランダ、ベルギー遠征
12/26 Reusel (オランダ)
12/27 スーパープレステージDiegem (ベルギー UCI-1)
12/29 Bpost bank trofee Loenhaut (ベルギー UCI-1)
12/30 Breden (ベルギー UCI-2)
01/03 Sint-Michelsgestel (オランダ)