Day4

レースレポート

池本真也

レース名:スーパープレステージ ディーヘム(ベルギー) UCI-1
種目:シクロクロス 60分
開催日時:2015/12/28
場所:ベルギー Diegem
天候:晴れ 気温13℃
チーム名:Frieten (フリッツェン)
結果:DNF(35分周回遅れ)

サプライヤー
フレーム&ホーク:OnebyESU アルミニウム テストバイク 510mm Mサイズ
ブレーキ:DIXNA カウンターカンティブレーキ
ハンドル:OnebyESU ジェイカーボンネクスト 400mm
ステム:OnebyESU 77ステム 100mm
シートピラー:OnebyESU カーボンムンク シートポスト 27.2mm
ホイール:NOVATEC SPRINT (チューブラー)
ジャージ:BIORACER カスタム プロフェッショナル シクロクロス エアロスーツ 
サプリメント:シトリックアミノ(メダリスト・ジャパン)
アルティメイトエボリューション レース前 2袋 レース後1袋
ヘルメット:LAS GALAXY マッドブラック

今回の大一番の目標レース、スーパープレステージDIEGEMに参加しました。コースは高低差ある市街地のサッカー場の周りを使用していて舗装路が40%は占めています。人口に作られた砂セクション、キャンバーや、1か所だけは泥のある所もありました。このレースには過去に10回は参加していますが、ここまで乾いたコースは珍しいです。ナイターでの開催でしたが、ナイターと言っても照明がしっかりしているので、走っている選手は暗くて見えない所は無く、ライトなども必要ない昼間のレースと変わらない明るさのレースでした。

日もどっぷりと暮れた17:30にスタート。50名以上の参加者がいて世界選手権と変わらないトップ選手が集っている。UCIポイントは持ってないので最後尾からのスタート。スタートの位置なんてどうでもいい。スタートの静けさが何とも言えない。レースを観戦に来ただけじゃ分からない事で、スタッフを含めてコーステープの内側の世界は全く違う。おちゃらけた雰囲気の欠片もない。これこそが、自分が目指してきたレースで、ここで潰れてもいい気持ちで走る。1周目は選手が混雑しているが最後尾に近いので無理なくライン取りが出来る。2周目以降は北米の選手と一緒に走る。テクニカルな区間は自分の方が速いが舗装路は相手の方が速いので自分を見失わないように彼の後ろに付いて行き、出来る限りの力を出して走る。もう会場の熱気と雰囲気に呑まれないように気をつけて走るが、それどころじゃないくらいに苦しい。泥区間は無理せず早めに降りてランニングに切り替えて走り、砂やキャンバーが続く区間ではプッシュしていくが、80%ルールが適用されて35分で降ろされリタイア。
ヨーロッパに来続けていた時には、トップと同一周回で完走したレースだけれど、今の自分には世界のトップレースは、あまりに実力とかけ離れていて参加はしたけれどレースには全く加われませんでした。しかし参加する選手のモチベーションの高さ、スタートの緊張感、観客の熱さ、・・・何もかもが、ここでしか感じる事が出来ないものがあります。もう一度ここに帰って来た事が嬉しくて、身体の奥底から熱くなるのを感じました。
今回のレースも多くの方々にサポートして頂きました。熱く日本人選手をサポートするランジットファミリー、ハリーさん、荻島美香さん、松井正史さん。どれだけの感謝をしてもしきれない手厚いサポートをして頂きました。この現地の方々との繋がりは、ただ世界選手権だけにスポット参戦するだけでは出来えない事です。これも過去20年近く日本人選手がヨーロッパにチャレンジし続けて来たからこその事で、全日本チャンピオンの竹之内選手が世界を目指してベルギーで継続して現在もチャレンジしているからの事です。

今後のレース予定
12/24 〜 01/07 オランダ、ベルギー遠征
12/26 Reusel (オランダ)
12/27 スーパープレステージDiegem (ベルギー UCI-1)
12/29 Bpost bank trofee Loenhaut (ベルギー UCI-1)
01/03 Sint-Michelsgestel (オランダ)