この週末は2014サイクルクロス世界選手権をJ-SPORTSなどで観戦して、楽しい週末でした。まだまだ日本でマイナースポーツのサイクルクロスのレースが生中継されるなんて素晴らしい時代です!!

ジュニア
前夜に降った雨のお蔭でコースが泥。轍が深くなりレースを面白くした。ジュニアのレースらしく、気持ちが先走っちゃって落車しちゃったり、判断ミスしたりしちゃう、バタバタした感じがたまらない。ジュニアでは各国選手の力の差があまりないけど、ベルギー勢が表彰台を独占したのには驚いた。

女子
マリアナ・フォスは、今シーズンはスペシャルな仕上がりを見せていなかったけれど独走勝ち。コンプトンにもチャンスがあるかと思ったけど、序盤に自転車同士が絡むトラブルで出遅れたのが痛かった。2位にイタリアのEva Lechnerが入ったのには驚いた。4位に入ったベルギーのサナ・カントのCX特有のテクニックが素晴らしい。

U23
重馬場なら Wout Van Aertが勝つかな??と私の周囲の方々は予想していたけど、ぶっちぎりの勝利でした。地元のファンデポール兄弟は気負い過ぎたか?落車したり上手くレースを回せなかった感がある。

エリート
誰もが予想してなかったスティバールの勝利。これには驚いた。地元のファンデルハールが勝つと予想していたけど、序盤にビーナの落車に巻き込まれたり、落ち着きを無くした感じでピットでミスしたりと上手く歯車が合わなかった感じがする。それにしても2位に入ったネイスの深い轍に合わせるテクニックが素晴らしい。スティバールが最後にミスをするじゃないか??と思ってたけれどミスなく勝っちゃいました。ロードレースに転向したスティバールの勝利には少し・・・な気持ちもあるけれど、この勢いで春のクラッシクレースでの勝利を期待しています!!


今回のレースは、もっと各国の選手が活躍するじゃないか??と思っていたけれど、金曜日からの雨のお蔭でコースが泥になり、深い轍が出来た悪いコース状況になった。こういったレースを多く経験しているベルギー勢が強いコースになり、こういったコース状況の経験が少ない選手は、持っている力以上に差が出たじゃないかと思う。