レース名:Azencross Loenhout(ベルギー)UCI-1
種目:シクロクロス 60分
開催日時:2013/12/27
場所:ベルギー Loenhout
天候:雨 約9℃
チーム名:和光機器-AUTHOR
結果:DNF(40分ラップアウト)

フレーム:AUTHOR
X-CONTROL CHAMP 500s
メインコンポ:シマノ デュラエース10s 
ホイール:NOVATEC SPRINT (チューブラー)
ジャージ:チャンピオンシステム(長袖ワンピース)
サプリメント:シトリックアミノ(メダリスト・ジャパン)
アルティメイトエボリューション レース前 1袋
ディープインパクト レース後 2杯
ヘルメット:LAS GALAXY

遠征最後のレースLoenhoutに参加してきました。ベルギーのBpost bank trofeeシリーズのレースでUCI-1クラスに認定され、スタートマネーも良く、世界の頂点の選手が多く参加しています。平坦のコースながら、泥がメインで、深い轍がコースのあらゆるところにあり、BMXコースを使った区間や、立体交差、乗れないほどの凹んだ溝、舗装路もあり、泥の折り返し区間など、非常に難しくタフなコースでした。日本のコースで例えるなら、野辺山の泥区間がコースの1/3を占めるような感じでしょうか。天候が悪い事が予想されていたけれど、多くの観客が詰めかけていました。今回もハリーさんと、近くの町に住む荻島さんがサポートして頂きました。このレースは18歳から毎年オランダに来ていた時には、必ず参加していました。

霧雨が降る中15時にスタート。UCIポイントを持っていないので一番後ろからスタート。もし数ポイント持っていた所でトップ選手が集う大会では、スタート位置は大して変わらない。スタート直後から全開で行くかと思いきや、牽制気味で突っ込んでいる感じだ。一周目の難しい区間やUターンポイントは後方では渋滞して乗れないけれど、国内の実力の差が激しいカテゴリー1とは違い、スムーズに進む。こちらのレースでは、テクニカルな区間や泥深い所でも、どんどん降りて担いでランニングして行く。いくら乗れる泥区間でも速い方を選ぶのがレースだ。1周目は2人で進むけれど、泥区間が遅いので一人で前の選手を目指して一人で追う。なかなか前の選手に追い付かないけど、成績やポジションに惑わされる事なく自分のベストな走りを心がけて行く。サッカー場脇の観客の声援が凄くて、わけの分からない力が出る感じで、少しでも長くこのレースを走りたいと思い走ったけれど80%ルールが適用されて40分で降ろされました。

このレースは、私の実力からしたら、レベルが高すぎて全く太刀打ち出来ませんでした。自分でもハッキリ言って恥ずかしい走りです。このトップレースで結果を出すには、120%の強い思い、力、行動力、継続してヨーロッパのレースにチャレンジしないと結果は出せません。2006年以来、ヨーロッパのレースにチャレンジしていなかった為に、力もテクニックもレースに対しての気持ちも、かなり落ちていました。ヨーロッパで結果を出す為には、身の丈にあったナショナルレースから初めて、毎シーズン必ずヨーロッパに来てステップアップして行き、UCIレースやワールドカップに徐々にチャレンジして行くのが理想です。去年、一昨年と観戦には来ていましたが、レースを走るのとは全く違う世界が見えます。ヨーロッパのレースにチャレンジするには人との繋がりが非常に大切で、1人でレースは出来ません。今回の遠征でも現地の方々に沢山協力して頂きました。この場所でストレス無くレースにチャレンジできたのもサポートして頂ける彼らのお蔭です。今回の遠征では、まったく走れませんでしたが、またこの場所でレースがしたい!!と強く思いました。

残り少ないオランダを満喫して31日に帰ります。