数か月ぶりにクロスの映像を見てる。自分自身が走って、たった30分だか40分だかしか走れなかった事もあって、あまり見たくなかった年末のLoenhout(ベルギー)

20年ほど前から現地に行ったり、レースを追い続けてきたけど、こんなドライコンディションのLoenhoutは10年に一度あるか?ないか?のコンディションだった。

トップ選手のレースを見ていると、ベルギーのケルメスやオランダのクリテリウムのような感じ。チームプレーうんぬんよりも、誰もが前へ前へ攻め続けて勝利を獲りに行くような展開だ。もう先頭集団の連中は苦しみながらも展開を楽しんでるよね。これを見ているとロードレースの延長線上にクロスがあるのが良く分かる。

映像で見ているとピット前後の深い排水溝を横切る所を軽々とトップ選手は飛んでいるけど、ちんけな自分からしたら、ばーか!!こんなの飛べねーよ!!ばっかじゃねーの!!ってくらいに凹みと距離がある。

日本のレースでは自分の力不足もあって、耐久レースのような淡々としたような走りや展開にになりがち。BMXの凸凹区間からの立ち上がりのメウセンのギアのかかった踏見込みがヤバい。毎回コーナーの立ち上がりで、こんなにダッシュできねーよ!と映像と現地で走った自分の走りを比べたり、考えながら、モヤモヤ、ウズウズしてきた夜です。