ジョナサン ページ (アメリカ)

波乱の2007年世界選手権では、優勝してもおかしく無い展開での2位を取ったアメリカ人選手。近年は年齢を重ねてスピードは落ちてきたけれど重馬場のレースになればなるほど上位に来る選手です。


アメリカの選手はクリスマスシーズンにはナショナルチームのような形態で遠征していたり、スイスを拠点に活動したり、個別に遠征していたけどベルギーに滞在して地に足を付けて取り組んで結果を出したのがジョナサン ページだ。


たしか2002−2003年シーズンからベルギーに拠点を置いてレースに取り組んでいたと思うが、チャレンジし始めた頃はボロい小型車にアタッチメントキャリアを取り付けて嫁さんとレースを回っていた。そのシーズンは雨が降り続いて毎回のように酷い泥レースに見舞われていて、1月1日お正月に参加したベルギー BAALでのGP SVEN NYS も雨で泥だらけ。ここでページの奥さんが足下が泥だらけになった合羽を着てスペアのバイクとホイールを持ってピットに向かう姿を今でも覚えてる。その時に前後のスペアホイールを結んでいるのがトゥーストラップじゃなくてビニールのレジ袋だったのが何とも言えない姿だった、本場の国や地域に生まれ育った選手やスタッフなんかじゃあり得ない姿だろうけど、そこから這い上がってチャレンジし続けて結果を出したページを尊敬しています。